リドカイン
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リドカインとは?
リドカインは、主に麻酔薬として世界中の医療現場で活躍している成分です。
スウェーデンの化学者であるニルス・ロフグレンとベングト・ルンドベリが1943年に開発し、5年後の1948年に医薬品としての販売が開始されました。
麻酔薬には使用時に意識消失を伴う全身麻酔と、意識を保ったまま身体の一部のみの感覚が鈍る局所麻酔がありますが、このうちリドカイン製剤は局所麻酔に該当します。
医療機関における手術や検査で広く利用されている他、市販のかゆみ止めや痛み止め等に配合されていることも多いです。
また、心収縮抑制作用が軽微な為、作用の強い抗不整脈薬を使用できない方への治療薬として用いられることもあります。
ただし、リドカインは肝臓で分解されるアミド型の成分なので、肝機能に異常をお持ちの方が使用する場合には注意が必要です。
大きな怪我や病気はもちろんですが、日常の中で感じるちょっとしたかゆみや痛みといった感覚も、積もり積もれば大きなストレスとなるものです。
それらを食い止める効果を持つリドカインは、多くの人々の健やかな生活を支えていると言っても過言ではないかもしれません。
リドカインの作用機序
リドカインには、神経伝達物質の1つであるナトリウムの通り道(ナトリウムチャネル)を一時的に遮断する作用があります。
電気信号となった「かゆみ」や「痛み」のような刺激が脳へ伝わることを阻止することで、身体が実際に何らかの刺激を受けたとしてもそれを自覚できない状態を作り出すのです。
知覚神経、自律神経、運動神経を順に麻痺させていく為、成分が作用している箇所は薬効が切れるまで自分の意思では満足に動かすことができなくなります。
早漏防止薬としての用途
先述した局所麻酔薬や抗不整脈薬以外の用途として、早漏防止薬に用いられる場合もあります。
詳しく見ていきましょう。
早漏防止効果
早漏(PE)は、極度の緊張やストレスまたは、陰茎の過敏症等によって、射精のタイミングがコントロールできなくなる症状を指します。
前者が原因なのであれば精神状態を落ち着かせる作用を持つダポキセチンを配合した早漏治療薬を服用するのが一般的ですが、後者の場合にはリドカイン製剤を利用しての対処も可能です。
あらかじめ陰茎へリドカイン製剤を塗布しておくことで、オーラルセックスや挿入の際に感じる「快感」という刺激の伝達を遮断し、射精までにかかる時間を延長させる効果が期待できます。
薬効が切れれば自然と陰茎の感覚も元に戻るので、麻痺したような感覚が残り続ける心配はありません。
リドカイン製剤の種類
リドカイン製剤は、私たちの身近にある様々な場面で使われています。
歯の治療をする際に用いられる注射による麻酔や、内視鏡(胃カメラ)検査の際に用いられる液体状または、スプレー状の麻酔等は利用した経験のある方も多いのではないでしょうか。
注射薬、スプレー、軟膏、ゼリー、テープ、点眼薬といった多数のバリエーションがあり、治療の内容や患者の体質に合わせて最適なものを選択することが重要です。
早漏防止薬としては、陰茎への塗布がしやすいスプレーや軟膏、ゼリータイプの医薬品をオススメします。
薬のデリバリーでは、キシロカインゼリー、VPMAXスプレー、プリロックス等の商品が人気です。
使用上の注意点
リドカインを配合した早漏防止薬を使用する際は、以下の点に注意しましょう。
塗布する量が多すぎた場合、陰茎の感度が著しく低下してしまう恐れがあります。
また、塗布した直後に挿入を行うと接触した相手の身体にも薬効が回ってしまうことがありますので、事前にシャワー等で成分を洗い流す、コンドームを着用する等の対策をして下さい。
主な副作用として、かゆみやかぶれ、湿疹等が報告されています。
重篤なものでは、ショックやチアノーゼ、不整脈や痙攣等が報告されていますが頻度は分かっていません。
これらの他にも、身体に異常が見られた場合には使用を中止し、速やかに医療機関を受診しましょう。
配合されている成分やアミド型局所麻酔薬に対してアレルギーをお持ちの方は使用できません。
リドカイン製剤とED治療薬の併用
早漏を発症している方の中で、同時にED(勃起不全)の症状も併発している方は少なくありません。
どちらか片方を発症したことで性行為に対して後ろ向きな気持ちを抱いた結果、それがストレスとなってもう片方の症状も発症し、更に自信をなくしていくという悪循環に陥ってしまいがちです。
原因の根本が精神的な部分からきているのであれば、パートナーとの話し合いや専門医によるカウンセリング等が有効とされていますが、それらで解消できない場合は治療薬の利用も視野に入れてみましょう。
内服タイプの早漏防止薬とED治療薬は作用機序が異なる為、併用できる商品が多いです。
リドカイン製剤の場合も同様で、血管拡張作用を持つED治療薬と局所麻酔作用を持つ外用薬とでは成分の効き方が大きく異なり、互いに干渉する可能性もほとんどないので、問題なく併用することができます。
ただし、医薬品にはそれぞれ併用禁忌薬があり、使用する医薬品の数が増えれば比例して併用禁忌薬に該当する医薬品の数も多くなりますので注意して下さい。