ポスティノール（2錠1回分）

Gedeon Richter社のポスティノールは、世界的に有名なアフターピル（緊急避妊薬）ノルレボのジェネリック医薬品です。
錠剤は丸型で白色でコーティングされており、1シートに2錠入っています。
緊急避妊の方法であるヤッペ法は、とてもつらい吐き気がありました。本剤はレボノルゲストレル法となり、服用した方の96%が悪心を感じなかったとの報告があり、身体に大きな負担をかけることなく避妊効果が期待できます。
本剤は有効成分レボノルゲストレルを0.75mg含有した錠剤が2錠で2回に分けての服用となります。
欧米人に比べて身体の小さいアジア人では十分に効果があり、副作用を軽減することが可能です。
正しい服用で性行為後12時間以内の服用で99.5％、24時間以内の服用で98.2％、72時間以内の服用で84％という高い避妊成功率の報告があります。
性行為時にコンドームが破けてしまった、性被害にあった等、望まない妊娠を緊急回避する医薬品です。

参考サイトについて

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

ポスティノールは最初に1錠を妊娠の可能性のある性行為後72時間以内にたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用して下さい。
最初の服用から12時間経過後にもう1錠服用します。
72時間以内ですが、服用が早ければ避妊成功率が上がりますので、少しでも早い服用を推奨します。
服用から2時間以内に嘔吐してしまった場合は、避妊に失敗してしまう危険があり、追加して1錠服用する必要があります。
嘔吐を避ける為に、吐き気止めを一緒に服用するといいでしょう。
服用後、80%以上の方が予定生理日の前または、2日後前後に生理のような出血があり、95%の方が予定生理日の7日後以内に出血があります。
この出血によって避妊成功となります。
また、服用後本来の生理予定日から7日経っても出血がない場合はかかりつけ医師に相談して下さい。
※本剤は2錠で1回分となります。

ポスティノールは女性ホルモンの黄体ホルモンが含まれている成分です。
服用から5日以内の排卵の阻害や遅延をする効果があります。
この働きによって妊娠を回避することが可能です。

副作用として、吐き気や嘔吐、頭痛や腹痛、倦怠感等の報告があります。
万が一、症状が治まらない場合や嘔吐してしまって追加の錠剤がない場合は、かかりつけ医師に相談して下さい。