バスピン

バスピンの詳細

バスピンは、インタスファーマ社（Intas Pharmaceuticals）が製造、販売している抗不安薬です。
バスパーのジェネリック医薬品であり、全般性不安障害の治療に用いられる非ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。

特徴

バスピンの有効成分塩酸ブスピロンは、脳内の神経伝達物質に作用して、不安や心配等の感情を軽減してくれる働きがあります。
また、睡眠障害等の治療にも使用されることもあり、様々な症状に使用することができる精神治療薬となっております。

全般性不安障害とは？

全般性不安障害は、仕事やプライベート等の生活を送る中で起きた出来事に対して、心の感情が正常にコントロールできなくなる症状です。
漠然とした不安や心配等が続くことで、疲れやすい、うつ病、うつ状態、不眠症等を発症してしまいます。

バスピンの服用方法

バスピンは症状によって服用方法が異なるので、下記を参考に正しく服用して下さい。

不安障害やうつ病

1日1回から3回に分けて、2錠から3錠（10mgから15mg）をたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用して下さい。

不眠症や睡眠障害

就寝前に1回1錠（5mgから10mg）をたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用して下さい。

初めて服用する場合

バスピンを1週間服用し効果が現れない場合は、ご自身の体調、症状に合わせ2日ごとに5mgずつ服用量を増やして下さい。
安定した効果が得られるようになったら、それがご自身に合った服用量となります。
効果が現れるまで個人差がある為、適正の量を確認するようにして下さい。
ただし、1日の限度量60mgを超えないようにして下さい。
万が一飲み忘れてしまった場合は、その時点で服用しましょう。

バスピンの効果

バスピンは、不安障害、うつ病、不眠症等の改善効果があります。
脳内の神経伝達物質ドパミンやノルアドレナリン等の働きを安定させる働きがあります。

副作用

バスピンの主な副作用としては神経過敏、めまい、頭痛、眠気、疲労、無気力等の報告があります。
また、呼吸器疾患、心機能障害、縦隔疾患、胸部疾患、皮膚障害、胃腸障害、結合組織障害、筋骨格障害、尿路障害、腎障害、母乳分泌不足等の症状が現われる可能性もあります。
服用後にもし何か異変を感じた際はすぐに医師の診察をお受け下さい。

参考サイトについて

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。