レボフロックス

レボフロックスの詳細

レボフロックスは クラビットのジェネリック医薬品です。
インドのシプラ社（Cipla）が製造・販売をしています。
クラビットは日本でも多く処方される抗生物質となっており、ニューキロノン系に分類されております。
ニューキロノン系抗生物質の特徴は、効果が作用する菌の種類が多いという点です。

特徴

レボフロックスは細菌だけではなく、一般的な病原菌ウイルスや、ペニシリン系抗生物質が効きにくいと言われるマイコプラズマ肺炎球菌感染症等の治療にも効果があります。
主成分であるレボフロキサンは様々な感染症に対して効果があり、外傷の治療やSTD等の性感染症にも用いられます。
また、ペニシリン系やセフェム系抗生剤と比較して副作用が少ないという特徴があります。
幅広い感染症を安心して治療できるという点では抗生物質の代表格とも言えるような医薬品となっております。
日本では、基本的に飲み薬の抗生剤は一般には販売されないので、何かあった時の感染症対策として常に用意しておくのも良いでしょう。

参考サイトについて

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

レボフロックスの服用方法

レボフロックスは有効成分の血中濃度を一定の状態に保つ為、できる限り毎日決まった時間に服用して下さい。
症状が改善されたからといって途中で服用を止めてしまうと、再発してしまう可能性がありますのでご注意下さい。
症状によって服用量が異なりますので下記を参考に用法容量を守りご使用下さい。

腸チフス、パラチフスA菌感染症

1日1回、2錠（500mg）を水または、ぬるま湯で14日間継続して服用して下さい。

その他の細菌感染症

1日1回、2錠（500mg）を水または、ぬるま湯で服用して下さい。
尚、疾患や症状に応じて適宜減量して下さい。

レボフロックスの効果

有効成分レボフロキサシンが細菌を増殖させる働きのあるDNAジェイレースという酵素を抑制し、細菌の死滅や抗菌効果があります。
肺炎や急性細菌性副鼻腔炎、慢性前立腺炎、尿路感染症、アクネ菌等による細菌感染症の治療に使用されています。

副作用

レボフロックスの副作用として吐き気や胃痛、下痢、悪心、めまい、白血球数減少、不眠、ALT上昇等が報告されています。
重篤な副作用として、アナフィラキシー、皮膚や粘膜の障害、痙攣、不整脈、腎臓障害、肝臓障害等が現れる可能性があります。
万が一、このような症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、かかりつけ医師の診察を受けて下さい。