バルクロビル

ヒーリングファーマ社（Healing Pharma）が開発したバルクロビルはバルトレックスのジェネリック医薬品で、ヘルペスウイルス感染症や水疱の治療薬です。
有効成分のバラシクロビル塩酸塩の働きにより、ウイルスの増殖を抑制することで、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水疱瘡、帯状疱疹等の症状悪化を抑える効果があります。
また、炎症や神経の痛みも和らぐことができます。
従来の治療薬では1日5回の服用が必要でしたが、バルクロビルは腸に吸収されやすい特徴がある為、1日の服用回数が少なく服用するのが楽になりました。
ヘルペスウイルスに対して95.9%の高い有効性が認められています。
他にも、水疱瘡には99.4%、帯状疱疹には97.7%とどちらも高い効果があります。
体調が悪い時や疲れている時に再発のしやすいヘルペスですが、バルクロビルを常備しておくことで症状が悪化する前に治療を開始できます。
病院に行く時間がない方や、再発を繰り返している方は、常備薬として購入しておくことをオススメします。

早期に服用することで高い効果を発揮する為、早めに服用しましょう。
症状によりバルクロビルの服用量が変わります。

単純疱疹（口唇ヘルペスや性器ヘルペス等）

1回500mgを1日2回水または、ぬるま湯で5日間服用します。

水疱瘡や帯状疱疹

1回1000mgを1日3回水または、ぬるま湯で7日間服用します。

性器ヘルペスの再発抑制

1回500mgを1日1回水または、ぬるま湯で服用します。
尚、HIV感染症の患者（CD4リンパ球数100/mm3以上）は1回500mgを1日2回服用して下さい。

飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で服用します。
しかし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分の服用はしないようにして下さい。
服用途中で症状が無くなっても最後まで服用するようにして下さい。

ウイルスが増殖する為にはDNAが必要です。
バルクロビルの有効成分のバラシクロビル塩酸塩の働きで、DNAを複製する為に必要なDNAポリメラーゼの働きを阻害し、ウイルスの増殖を防ぎます。

主な副作用としては、腹部不快感、頭痛、眠気、めまい等が報告されています。
重大な副作用として、アナフィラキシー、呼吸困難、血管浮腫等があります。症状が強く現れた場合はすぐ服用を中止して下さい。
中止後も症状が改善されない場合は必ず医師にご相談下さい。