アルダラクリーム

メダ（Meda）社のアルダラクリームは、日本国内で承認されているベセルナクリームと同じイミキモドを成分とした尖圭コンジローマ・日光角化症治療薬です。
これまで外科的処置の手術やレーザー治療等によって取り除くことが主流で治療薬はありませんでしたが、このクリームが発売されたことによりご自身で簡単に費用を抑えて治療することができるようになりました。
特に日光角化症はシミのようにも見えますが、長期間放っておくと有棘細胞癌という早期の皮膚癌の病変を起こすこともありますので、早期に治療する必要があります。
毎日塗布すると副作用の発生率が高くなることから週3回塗布とされていますが、その効果の高さと安全性から海外では表在性基底細胞癌の治療にも使用されています。

参考サイト

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

アルダラクリームを使用前に患部と手を綺麗な状態にして下さい。
塗布後に放置する時間が必要ですので、お風呂に入った後や就寝前に塗布するのがオススメです。

尖圭コンジローマ

1日1回、1日おきの週3回（月・水・金もしくは火・木・土）アルダラクリームを塗布します。
適量を患部に薄く塗り込みます。
そのまま6時間から10時間ほど放置した後、石鹸を使ってクリームを洗い流します。

日光角化症

1日1回、1日おきの週3回（月・水・金もしくは火・木・土）アルダラクリームを塗布します。
適量を患部に薄く塗り込みます。
そのまま6時間から10時間ほど放置した後、石鹸を使ってクリームを洗い流します。
4週間塗布後に4週間休薬し、病変が消失した場合は終了して下さい。
効果が十分ではない場合は更に4週間塗布して下さい。

アルダラクリームの主成分であるイミキモドが尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスの増殖を抑制すると共に、免疫力を高めることでヒトパピローマウイルスに感染した細胞を排出し、素早く治癒することができます。
また、細胞性免疫応答の賦活化や細胞の自然死（アポトーシス）を促進する作用により、日光角化症を改善にも効果があります。

主な副作用として湿疹、紅斑、表皮剥離、びらん、浮腫等が報告されています。
これらの症状が強く出たり、その他の異常が現れた場合はすぐに使用を中止して下さい。
中止後も症状が改善されない場合や悪化する場合は必ず医師にご相談下さい。