カナグル・ジェネリックの利尿作用により多尿または、頻尿の症状が現れることがあります。
また、体液量が減少する場合もあるので適度な水分補給を行うようにしましょう。
特に体液量の減少を起こしやすい方(高齢者の方、腎機能障害の方、利尿薬を併用している方等)は、脱水や糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞を含む血栓や塞栓症等に注意して下さい。
その他、尿路感染や性器感染による重篤な感染症、ケトアシドーシス、過度な体重の減少等の症状が現れることがありますので、入念な経過観察を行いましょう。
血糖コントロールを目的として服用する際は、服用期間中に定期的な血糖値検査を行い、3ヶ月以上継続しても満足な効果が得られない場合は適切な治療法への切り替えを検討して下さい。
服用期間中に、血清クレアチニンが上昇したりeGFRが低下したりするケースがある為、定期的に腎機能の検査を行いましょう。
低血糖症状を起こすことがあるので、服用後の高所作業や自動車の運転といった危険作業はお控え下さい。
服用期間中も、食事療法や運動療法といった糖尿病の基本治療は継続しましょう。
以下に該当する方は、カナグル・ジェネリックを服用できません。
- 配合されている成分にアレルギーをお持ちの方
- 1型糖尿病の方
- 高度の腎機能障害をお持ちの方または、末期腎不全で透析中の方
- 高度の肝機能障害をお持ちの方
- 重症ケトーシスの方
- 糖尿病性昏睡または、前昏睡の方
- 重症感染症をお持ちの方
- 手術前後の方
- 重篤な外傷をお持ちの方
- 心不全(NYHA心機能分類IV)をお持ちの方
- 妊娠または、妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 小児
以下に該当する方の服用には注意が必要です。
事前にかかりつけの医師へ相談しましょう。
- 脳下垂体機能不全または、副腎機能不全をお持ちの方
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足、衰弱状態の方
- 激しい筋肉運動をしている方
- 過度のアルコール摂取者
- 脱水症状をおこしやすい方
- 尿路感染または、性器感染をお持ちの方
- 腎機能障害をお持ちの方
- 肝機能障害をお持ちの方
- 高齢者の方