トリキュラー

トリキュラーの詳細

トリキュラーは、2種類の女性ホルモンを配合した経口避妊薬です。
Zydus Healthcare社より開発・販売されています。
主成分はレボノルゲストレル（黄体ホルモン）とエチニルエストラジオール（卵胞ホルモン）を含みます。

トリキュラーの種類

シート21錠タイプと28錠タイプの2種類がありますが、こちらの商品は21錠タイプになります。
トリキュラーは、3相性の経口避妊薬となり、自然のホルモン分泌に近い処方であることから、身体に優しくしっかり作用します。

トリキュラーの国内取り扱いについて

日本でも1999年に承認されています。
当サイトの取り扱いは海外で流通しているトリキュラーですが、同じ医薬品なので国内承認済みという点で安心して服用することができます。

参考サイトについて

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

トリキュラーの服用方法

トリキュラーは1日1錠を毎日決まった時間に服用して下さい。

トリキュラーの服用タイミングについて

使用開始は生理開始から24時間以内に服用し、生理開始日を1シートの1日目としてシートの1番から順番に連続服用して下さい。
1日目から6日目までは赤色の錠剤、7日目から11日目までは白色の錠剤、12日目から21日目までは黄色の錠剤です。
21日間連続服用後は、7日間の休薬期間を取って下さい。
29日目以降は新しいシートの1から順番に継続服用して下さい。

トリキュラーを飲み忘れた場合

万が一、飲み忘れてしまった場合は以下の通りに対応して下さい。

24時間以内の場合

気づいてすぐに前日の飲み忘れ分を服用し、当日分は通常の時間に服用して下さい。

48時間以内の場合

気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日分は通常の時間に服用して下さい。
その後は服薬のスケジュールどおり継続服用して下さい。
※飲み忘れた場合は、避妊効果が低くなりますので別の避妊方法と併用して使用して下さい。

トリキュラーの効果

トリキュラーは、排卵を抑制し、子宮頚管粘液の性状を変化させることにより精子の子宮内侵入を防いだり、子宮内膜の変化により受精卵の着床を抑制することで避妊効果があります。
また、子宮から血液として排出される子宮内膜を最小にとどめる働きがあるので、月経時の出血量も減り、ホルモンバランスの乱れを整えるのでPMS、生理痛を抑えることができます。
併せて男性ホルモンを抑える為、ニキビや多毛症にも効果が期待できます。

トリキュラーの副作用

副作用としては、吐き気・乳房の張り・頭痛・腹痛・体重増加等が報告されています。
これらは、妊娠初期にみられる症状と酷似しており、ホルモンバランスの変化が影響していると考えられます。
ほとんどの場合、服用周期が進むにつれて副作用は発現しにくくなります。

トリキュラーの重篤な副作用

ごく稀に血栓症が現れることもあります。
足の痛み・身体の一部が腫れる・息切れ・胸痛・しびれ・急にものが見えにくくなる等の症状がみられた場合は、血栓症が疑われる為、症状が軽くても使用を中止して医師の診断を受けて下さい。