アジー

アジーは、インドの製薬会社シプラ社（Cipla）が製造・販売するジスロマックのジェネリック医薬品です。マクロライド系の抗生物質で、クラミジアや淋病等の性感染症、マイコプラズマ等の細菌感染症の治療に使用されることが多い医薬品です。
日本国内では約100万人以上の方がクラミジア感染症を患っているといわれています。
性行為やオーラルセックス等で、知らないうちにパートナーの方に感染させてしまったケースも少なくありません。
性感染症はそのまま放置していると症状を悪化させ、HIVに感染するリスクも高まります。
有効成分アジスロマイシンは、細胞のタンパク質結合を阻止し抗菌作用を促すことで性感染症を改善します。
アジーは、細菌感染による炎症にも作用が発揮でき、様々な感染症にも改善の効果があります。

参考サイト

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

アジーは症状により服用方法が異なります。
水または、ぬるま湯と一緒に服用して下さい。
また、有効成分アジスロマイシンの血中濃度を一定に保つ必要がある為、毎日同じ時間に服用して下さい。
万が一飲み忘れてしまった場合は、気付いた時点で服用して下さい。
次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに次回分のみを服用して下さい。

通常の細菌性感染症（気管支炎、扁桃腺炎等）

1日1回500mg（250mgの場合2錠、500mgの場合1錠、1000mgの場合0.5錠）を3日間連続で服用して下さい。

単純性器感染症（クラジミア感染症等）

1日1回1000mg（250mgの場合4錠、500mg場合2錠、1000mgの場合1錠）を服用して下さい。

尿道炎、子宮頚管炎（淋菌等）

1日1回2000mg（250mgの場合8錠、500mg場合4錠、1000mgの場合2錠）を服用して下さい。

※性感染症の治療目的で服用した場合は、検査キット等で完治しているか確認する必要があります。

アジーは、細菌の細胞分裂を抑制し増殖を阻止します。
クラミジア属、マイコプラズマ属、レンサ球菌属、ブドウ球菌属、インフルエンザ菌、淋菌、肺炎球菌等の改善効果があります。

主な副作用は、発疹、じんましん、胃腸症状、腹痛、下痢、吐き気、意識障害等が報告されています。
これらの症状が現れた場合は服用を中止し、しばらく様子をみて下さい。
症状が治まらない場合は、直ちにかかりつけ医師の診察を受診して下さい。