シタロプラム

シタロプラムはActavisが開発した、うつ病や不安障害の改善治療薬です。
レクサプロのジェネリック医薬品になります。
うつ病の原因は、幸せホルモンとも呼ばれる脳内の神経伝達物質セロトニンの働きが弱ってしまうことで、不眠、イライラ、不安感、悲観的な感情等の様々な症状によって引き起こされます。
有効成分エスシタロプラムシュウ酸塩はSSRIと呼ばれる選択的セロトニン再取り込み阻害剤に分類され、セロトニンだけに作用し心のバランスを維持するように働きかけます。
それにより、不安感や悲観的等の感情が緩和され前向きになり、うつ病・うつ症状等の改善に期待が持てます。
他の医薬品と比べて副作用も出にくい為、強い副作用に悩んでいた方にもオススメです。

参考サイトについて

公開する情報の正確さを高め、健全かつ安心・安全な医薬品の利用を目的とする為、下記サイトを参考にしています。

シタロプラムを使用される場合は、1日0.5錠（10mg）からの服用が推奨されています。
1日1回夕食後にたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用して下さい。
効果を感じるまでに2週間程度時間がかかりますので、しばらくの間、本剤の増量はお控え下さい。
また、1日の最大摂取用量は1錠（20mg）までです。
これを超える用量を服用しても強い効果が出るわけではありません。
用法用量をお守り下さい。
効き目が弱いと感じた方は、かかりつけ医師の受診または、薬剤師に相談をしてから増量や、別の医薬品に変更する等の指示を仰いで下さい。

シタロプラムは、不足したセロトニンの働きを促すことにより心のバランスを保ちます。
不安感や悲観的等の感情が徐々に前向きになり、うつ症状や不安障害等の改善に効果があります。
有効成分エスシタロプラムシュウ酸塩は、現在日本国内でうつ病や不安障害のみに対応しておりますが、海外では既にパニック障害、強迫性障害、月経前気分不快症の治療薬としても幅広く利用されています。

主な副作用として、倦怠感、めまい、動悸、排尿障害、耳鳴り等があげられます。
また、重篤な副作用ではQT延長、セロトニン症候群等の症状が現れる可能性がありと報告があります。
万が一、これらの症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、かかりつけ医師に相談して下さい。